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連絡体制まとめシート(保存版)

万が一の際、現場がパニックにならないよう、
このシートを印刷してご参考ください。

【連絡体制まとめシート 1/2】

発行:対策本部 [更新日:20  .  .  ]
※上から順に行動してください
1. 現場スタッフが「今すぐ」やること(即時対応)
① 状況に応じて実行(止血措置)

パソコンの乗っ取り:ネットワークの遮断、エラー画面の撮影
Webサービスへの不正アクセス:パスワードの総入れ替え

※どこから侵入されたか不明なため、パスワードはすべてのものを変更します。

② 責任者(社長又は執行役員など)へ緊急連絡

第一報を入れ、事態の報告の上、指示を仰いでください。

③ ホームページでの緊急告知(注意喚起)

担当者権限でWebサイトの「お知らせ」などに以下のような内容を掲載します。

「現在、当館を装った不審なメールが報告されています。身に覚えのないメールのURLは絶対に開かず、削除してください。」

Webサイトのお知らせは修正・削除が可能です。現場責任者の判断で掲示します。フィッシング詐欺被害を防ぐにはスピードが命です。

【禁止】現場判断の[お客様への一斉メール] 誤送信(BCC送信)や不適切な文章で炎上するリスクが高いため、必ず弁護士又は責任者(社長又は執行役員など)の許可を得てください。
④ 従業員への状況説明と箝口令(かんこうれい)

不正確な情報の拡散を防ぐため、全スタッフに適切な説明の上、「SNSへの書き込み」「家族・友人への口外」を控えるように伝達。「隠蔽」が目的ではありません。

【電話対応の鉄則】 心配をかけたことは謝罪するが詳細は調査中とする。
【○】:ご心配をおかけして申し訳ございません。現在、専門家チームが調査を進めています。
【×】:わかりません。原因不明です。(不安と不信感を募らせてしまうのでNG)
【×】:当館のせいで情報が漏れて申し訳ございません。(原因確定前はNG)
【〇】:補償につきましては正式な発表をお待ち願います。
【×】:かならず補償しますので…(安易に約束しない)

【連絡体制まとめシート 2/2】

発行:対策本部
※現場対応と並行して判断してください
2. 責任者(社長など)の決断アクション
⑤ サイバーインシデント危機対応チームへ連絡
(重要・まずはご相談だけでも!)
TEL:   0120 - 987 - 258   

被害を最小限に抑えるためにプロを呼ぶ。

⑥ 保険会社へ連絡
証券番号:            
TEL:      -      -     
⑦ 顧問弁護士(一報だけでも早いうちに)
TEL:      -      -     
⑧ 警察への被害届の相談(慎重に)

サーバー等の機器を押収されると営業が停滞するリスクがあります。「データの任意提出(コピー提出)」で捜査協力できないか交渉してください。

⑨ お客様への一斉メール配信(決裁)

フィッシング詐欺の疑いがある場合、お客様の金銭被害を防ぐために実施します。
「配信システムは安全か?」「文面は法的に問題ないか?」(顧問弁護士に相談)を確認して決裁してください。

⑩ 関係各所への報告(法令・コンプライアンス)